アロマテラピ−  


 アロマテラピ−とは芳香療法。
ハ−ブや果実などから抽出した100パ−セント天然のエッセンシャルオイル を使用します。
安全で手軽な美容健康に役立つ自然療法です。
エッセンシャルオイルとは植物のさまざまな部位に
含まれるきわめて芳香性・揮発性の高い物質をさします。 

エッセンシャルオイル
植物の生長にはかかせない重要な役割を持っています。   
情報伝達や温度調節、病気の予防機能を持ち、バクテリアや菌類から植物を守る【いのち】そのものなのです 。
エッセンシャルオイルを得るためには大量のハ−ブを必要とします。
良い
エッセンシャルオイルを1kg採るのにラベンダ−150kg
バラ
4tレモンバ−ム6〜10tもの量が必要です。
エッセンシャルオイル
の有効成分を私達の体に取り入れるには2つの方法があります。
1つは香りを鼻から吸入して脳に働きかける芳香浴、もう1つは
エッセンシャルオイを植物油に希釈して、
それを皮膚から吸収させ血液やリンパ液に送りこむ
アロママッサ−ジです。
クティル ブルランで使用しているオイル。
                                

ホホバオイル
無色無臭のオイルでアメリカとメキシコの砂漠に生える3メ−トルの木の堅果から取ります。
大昔からの治療薬で、インディアンはこれをただれ目、喉の炎症、皮膚病、髪の毛の手入れに使っていました。
オイルですが他の植物油と違い液状のロウに似ていて酸化、変質しません。
あらゆる肌に合う最良の天然植物油です。
肌に重要なビタミン(ビタミンEなど)とミネラルを含みをいたわり栄養補給します。

ブレンドしているエッセンシャルオイルは主に次のものです。

科名と種類 主産地 作用・適用 身体的・皮膚
ラベンダ− シソ科
木本
フランス 鎮静 消炎 鎮痛 細胞修復 抗菌 防虫 生体リズム調整 殺菌
脱臭 血行促進 老廃物を取り除く 
くすみをとる 乾燥肌 ニキビ 血圧降下 利尿性火傷 湿疹 虫刺され ヘルペス 水虫 気管支炎 不眠 神経症 鬱病 
カモミ−ル キク科
草本
ドイツ フランス モロッコ 鎮静 緩和 解熱 消化促進 アレルギ− 蕁麻疹 炎症抑制 乾燥 日焼け 胃と腸の粘膜の炎症 大腸炎 湿疹 過敏 不眠 
ロ−ズウッド クスノキ科 
木本
ブラジル 鎮静 緩和 抗菌 浄化 乾燥肌 自律神経の強壮剤 ストレス 神経症
ゼラニウム フクロウソウ科
草本
フランス スペイン イタリア モロッコ 緩和 高揚 内分泌系調整
すべてのタイプの肌乾燥性湿疹 ニキビ 傷 
口内炎 更年期 
ティ−トゥリ− フトモモ科
木本
オ−ストラリア 免疫系機能亢進 消炎
鎮痛 抗菌
水虫 ヘルペス 虫刺され カンジタ症 火傷
イラン
イラン
バンレイシ科
木本
南洋諸島
マダガスカル
緩和 高揚 内分泌系調整 脂性肌 乾性脂漏症炎 老化肌 疲れた肌 抗菌性血圧降下 過呼吸 頭痛 神経質 不感症 
ロ−ズマリ− シソ科
木本
フランス ポルトガル 中枢神経系(脳)機能亢進 消化器系機能調整 血液循環促進 抗酸化 
老化防止
脂性の肌 抜け毛    
抗菌性 血圧上昇 血糖を下げる リュ−マチ 喘息 風邪 インフルエンザ 胆石  

・エッセンシャルオイルをマッサ−ジオイルとして使う場合は必ず植物油で希釈します。
 マッサ−ジオイルに使う植物油には

の3つの役割があります。食用の油は製造時にさまざまな加工をしているので使用できません。
またベビ−オイルなどの鉱物油は表面をカバ−しておむつかぶれなどを防ぐ目的には適していますが
肌の深部まで成分を浸透させなければならないキャリアオイルとしての役割は果たしてくれません。

エッセンシャルオイルの種類に関係なく1滴が約0.05mlです。
オイル50mlに対して1%濃度のマッサ−ジオイルを作るには
0.5mlのエッセンシャルオイルが必要です。
分量の滴数は[0.5ml÷0.05ml=10]の計算式により、10滴となります。
2種類以上のエッセンシャルオイルをブレンドして使う場合は
合計数が1〜1・5%になるよう配分します。